2017年11月16日

会葬礼状4

「笑顔の花を咲かせた人生でしたね 沢山の思い出をありがとう」

ふと瞼を閉じた時 まっ先に浮かぶのは、明るい笑顔でしょうか。
気さくで飾らない性分を 有り難いことに多くの方から慕われ
母の周りには いつも賑やかでした。
誰もが大変だった時代を歩み大変なこともあったでしょうが
幸せを探し、道に迷い、涙しては笑って元気に前進してくれたからこそ、
私たちの『今』があります。
真剣に洋裁に励んでいた横顔や、孫たちに注いだ眼差し、時を経て
ひ孫へ命が繋がり小さな仕草に寄せた微笑み・・・
私たちを愛してくれた姿を心に刻み、明日を歩んでいきたいと思います。

よきご縁を結び、母の人生に彩りを添えてくださいました皆様へ深く感謝申し上げます。

喪主

2017年11月13日

会葬礼状3

「たとえ離れてしまっても 家族の絆は永遠に」

身体があまり丈夫ではなかった父の分まで働く母の姿を、ずっと見てきたからでしょうか。
何か困った時、私たちはまず「母ならどうするだろうか」と考えます。
周りの人への気遣いを何より大切に生きた母の面影をたどれば、自然と答えが出てくるのです。
別れは訪れてしまいましたが、これから先も まっすぐな軌跡が私たちの道しるべとなってくれると信じています。
皆を愛し 愛された母

子から孫、ひ孫、そして玄孫へと続く命を 優しく見守り続けてくれたこと。
お菓子屋を営む忙しい日々の中でも、皆が集まると美味しい料理を振る舞ってくれたこと・・・。
心に宿る母の思い出は永遠に色褪せることはありません。
注いでもらった愛情に報いるためにも、皆で力を合わせて歩みを進めてまいります。

喪主